知育おもちゃは何を選んだらよいか悩みますよね。
小さいお子さんがいるご家庭にとって一度は通る悩みかと思います。
我が家では数ある知育おもちゃの中から本記事で紹介する『マグビルド』を3年前に購入し、今では「あのとき買ってよかったなぁ」と心から思えています。
長男(5歳)が特に大好きで、3年経った今でも飽きずに遊んでいるくらいお気に入りのおもちゃです。
本記事では我が家で3年遊んでみて分かった「マグビルド」の特徴やおすすめポイントを紹介していこうと思います!
・マグビルドを買おうか悩んでいる
・マグビルドを実際に遊んだ感想を知りたい
マグビルドとは?
マグビルドは日本のおもちゃメーカー「キットウェル」が開発したマグネットブロックです。
Amazonのマグネットブロックランキングや楽天の知育パズルランキングでも1位になったことがあり、今でも上位に位置している大人気おもちゃですね。
レビューや口コミによる評価も高いようです。
食品衛生法の検査に合格した安全な素材、口に入れても安全な丸みを帯びた形、誤飲することがない大きさ、耐久性の高いプラスチックと磁石の使用、など安心して子供が遊ぶことが出来る工夫がされています。
四角、三角のシンプルな形でカラフルな見た目が可愛く、誕生日やクリスマスプレゼントにも最適な知育おもちゃと言えますね。
対象年齢は?
公式ではマグビルドの対象年齢は3歳~となっています。
ただ、形が大きく角も丸く設定されているので、3歳未満でも安心して遊べると思います。
実際に我が子も1歳半ごろから遊んでいましたが危険を感じることはほとんどありません。
むしろ出来ることが増えていくのが楽しみで、小さいころから遊んでいて良かったと思っているくらいです。
小さい子だとそのパーツを口に入れたりする可能性もあるので、注意は怠らないようにしてくださいね。
↓こんな感じでヒビは割と入りやすいです。
知育効果は?
シンプルな形のマグネットから自由な発想で形を作っていくので、想像力、論理思考力、空間認識能力、集中力などに効果があります。
また、磁石の特性を学んだり、高さのあるものを作った時の重心のバランス感覚が養われたりもします。
なんといっても、マグネットがくっつくときの音も気持ちよく、爽快感もあるんですよね!
どれを買ったらいい?
マグビルドから販売されているセットは全部で4つあります。
- ベーシックセット
- スロープセット
- スローププラス
- カラーズ
初めてにおすすめのセットは?
初めて購入される方にお勧めなセットを2つ紹介します。
我が家でも実際に購入して使っているものなので、自信を持ってお勧めできる商品です。
ベーシックセット
ベーシックという名前の通り、基本のセットになっているので迷ったときはこれがおすすめです。
パネルのみですが70ピースあるのでこれだけでも充分に遊べます。
また、ボールが入っていないことで誤飲の心配もほぼありません。
スロープセット
こちらはベーシックセットにスロープが追加されているので迷う方も多いと思います。
スロープとボールを使ってダイナミックに遊べる半面、作り方が難しかったり、ボールの誤飲の恐れがないとは言えないので、その点は注意が必要です。
ではどっちが良いのか?
最初のひとつとしては「ベーシックセット」をおすすめします。
スロープセットの方がパネルとスロープの両方がついてくるのでお得と感じますが、実際に遊んでみてストレスなく遊べるのは間違いなくベーシックセットだと思います。
後ほど紹介しますが、スロープセットは作るのが少し大変なんですよね……
子供たちが少し慣れてきてから、また、大きくなってきてからスロープを追加するのも遅くないというのが我が家の意見です。
実際に遊んでみた!
↓は我が家の長男(5歳)が遊んでいる様子です。
こんな感じで自由にパネルを組み立てていきます。
長男(5歳)はもちろん、次男(2歳)も1歳の頃から触れていることで簡単なものなら作れてしまいます。
ただ、スロープは硬めなので、長男も上手にくっつけることができず、「くっつけて~!」とお声がかかるのがよくある光景です。
立体だけではなく、平面でパネルを組み合わせて新しいたちを作ることも。
三角形を組み合わせたピザはよく作っています笑
マグネットなのでホワイトボードにくっつけることも出来ますよ♪
片付けはどうする?
親目線だとスッキリとした片付け方法がひとつの問題ですよね。
マグビルドはパーツが70個ほどあるので、毎日の片付けに手をかけていられません。
そのため、我が家は無印良品やニトリに売っている収納ボックスに入れています。
↑無印良品の「やわらかポリエチレンケース25.5×36×24」だとこんな感じ。
ベーシックセットとスロープセットの2つを入れていますが、まだ余裕があるのでおすすめです。
おおまかに片付いていればOKですよね!
良かった点
パネルは組み立てが簡単
マグビルドの良いところは「組み立ての簡単さ」これに尽きると思います。
シンプルな形に加え、マグネットが入っていることで思い思いの形をすぐに組み立てることが出来ます。
また、組み立てるときカチャ、カチャという音が気持ちよく、集中して作ることが出来るんですよね。
子供にとってストレスなく組み立てることが出来るのは、大きなメリットだと思います。
ただ、カーペットなど柔らかい床の上だと少し制作しにくいのでご注意ください。
大人が一緒に遊ぶ必要がない
例えばプラレールやBRIOなどで遊ぶときは、まず子供の「線路作って~!」から遊びが始まります。
これ、特に男の子の場合はよくありますよね?笑
でもマグビルドなら自分で勝手に作り始めるので呼ばれることがほとんどありません。
これは「自分で作れる!」という自信があるからですね。
子供だけで工夫して遊んでもくれるので、大人としてはいい意味で楽ができるおもちゃだと思います。
遊びながら自然と図形を学べる
パネルの形は四角形、三角形、長方形、二等辺三角形の4つです。
この4つを組み合わせることで、四角の家、ドームのような家、とんがった家など、いろいろな形を作ることが出来ます。
思うような形にならなかったり、失敗して壊れたりもしますが、組み立てなおすのも簡単なので、あきらめずに取り組んでくれます。
↓付属の説明所には図形の説明もあるので、興味のあるものを少しずつ学んでいくことが出来ます。
長男も「これは長方形だよね」「これは三角形!」といって少しずつ覚えてきました。
勉強ではなく遊びの中で覚えられるのはとても良いですよね。
悪かった点|注意点
スロープは5歳児でも組み立てが難しい
スロープはマグネットではなくプラスチックの凸凹をはめ込む形で作ります。
マグネットだとボールが走るときに落ちてしまうからですね。
↑の左の凸を右の凹にはめ込むのですが、それが結構固めに出来ています。
慣れれば子供でもできますが、3歳くらいでは少し難しいと思います。
また、さらに難しいのが、できたコースからスロープ部分だけ取り外したい、となった場合。
ほかのコースは維持したままスロープ部分を取ろうとすると、高確率でコースが崩れます。
↑の黄色部分のスロープだけ取ろうとする場合、高難易度になるというわけです。
大人でもかなり難しいです。
これは、少しマイナスポイントかなと思います。
作るのは簡単だが崩れるのも簡単
マグネットのため、プラレールやレゴのようにガッチリとくっついているわけではありません。
子供の体に触れたり小さい子供が触ると簡単に崩れてしまいます。
崩れるときは「ガシャーン!」とわりと大きな音が鳴ります。
赤ちゃんが昼寝をしている横で静かにお兄ちゃんが遊ぶ……というのは控えた方が良さそうです。
スロープセットのボールは誤飲に注意
スロープセットのボールは少し小さめです。
赤ちゃんの誤飲の心配がないとは言えないサイズだと感じました。
パネルやスロープは丸みを帯びていて耐久性、安全性ともに高いと思うのですが、ボールだけは注意が必要かなと思います。
先にお店や施設で遊んでみるのも良し
BRIOやプラレールほどではありませんが、マグビルドもお店や子供向けの施設などに用意されていることがあります。
実際に遊んでみてイメージが変わることもあるので、購入前にお試しで遊びに行ってみるのも良いかもしれませんね。
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まとめ
今回は「マグビルド」について紹介しました!
数々の賞を受賞していることもあり、子供の知育おもちゃとしてとてもおすすめできる商品です。
可愛くて鮮やかな色は見ているだけでも癒されますよね♪
本記事で紹介した「ベーシックセット」「スロープセット」などから始めてみてはいかがでしょうか。